メール原文

つい先日、大きな通りを歩いている時に、杖を持って点字ブロックを歩く障害者が、ヤクザの様な風貌の人に押し倒されるのを2,30m目の前で見ました。
後ろから片手で障害者を押し、「真ん中歩いてんじゃねーよ、邪魔だ」とか、「ゆっくり歩くなら端歩けよ」とか言って、完全に傷害事件の様な光景。
怖かったので警察を呼ぼうと思った所、後ろから女の子(高校生くらい?)が急に走ってその障害者の所にいって、「何やってるんですか!」とヤクザ風の人に怒鳴って、「何のために点字ブロックがあるのか知らないんですか?邪魔なのはあなたです。この方に謝ってください」って続けたんです。
結局そのヤクザ風の人は何も言い返せずそのまま立ち去ってしまい、警察も呼べませんでした。
でも、その後周囲の人が倒れた人に寄り添っていき、それに対して目の障害を持った方も「ありがとう」といっていました。
その女の子も人の流れに乗ってどこかいってしまい、その後の事はわかりませんが、40代の私でも怖いと思う風貌の人に、そうした事をいえるのは、とても勇気ある行動だと思いました。

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