『憎いと思う事だってある。それが当然』育児を成し”遂げてしまった”お母さんが書いた”育児についての文章”が親の大事さ、子供の大事さを改心させてくれる

2015.08.31 impression

baby

 

あるお母さんが書いた文章
 

 
子供たち3人、次から次に生まれて、一人目に二人目のベビーカーをつかんで私との間を歩かせ、三人目をおんぶして歩いた。
  
近所の先輩ママさん達に口々に言われた。
「大変ね。でも、今が一番かわいいのよ。って言われても、そうは思えないだろうけど。私もそうだったし・・・。」
  
そう、その時の私はとても「今が一番・・・」とは思えなかった。
  
ざあざあ降りの雨の日に、「お友達の家に遊びに行きたい!!」と長男にだだをこねられて、傘をさしながらどうやって三人連れていけばいいのと途方に暮れることもあった。
  
下り坂でやめなさいっていうのにボール遊びをして、落としたボールを追いかけて車がびゅんびゅん通る国道までまっしぐらに走る次男を、おんぶした長女の首がおかしくなるんじゃないかというほど全速力で走って止めに行ったり、
  
毎晩2時になるとタイマーをセットしたみたいに夜泣きが始まる長女を心底憎らしく思ったり・・・。
  
今年、長男は大学に入った。
実家が遠方なため下宿している友達がたくさんできて、週の半分は帰ってこない。
  
次男は高校2年、週末も長期休みも部活でほとんど家に寄りつかない。
  
長女は中学2年、子供たちの中では一番顔を見るのも話をするのも多いが、こちらも部活と友達づきあいて、家でお母さん、とまとわりついてくることはおねだりしたい物があるとき以外ほとんどなくなった。
  
思春期の子どもたちとの一触即発の事態を避けるために、言葉を選ぶのもだいぶうまくなってきたと思う。
  
「くそばばあ」と直に言われたことはないけれど、あ、今そう思ってるな、とわかることは何度もある。
はずみでおまえ呼ばわりされることにも、もう慣れた。
  
せっかく作った夕飯に手を付けないで、カップラーメンの食べ残しがそのままテーブルに置いてあったり、
おなかをすかせているからと超特急でつくって、ごはんですよと呼んだ時には、時すでに遅し、熟睡して朝まで起きなかったり。
  
3人で泣いたり笑ったりけんかしたりする中、家族揃って賑やかに食卓を囲むことは、もうほとんどない。

引用:Twitter

 

 

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