”18歳の特攻隊員”が残した遺書が公開。その中に綴られていた内容は、自らの命よりも最後まで母親を思う気持ちだった…

2015.09.09 impression

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”戦争”という事柄に関して、皆さん様々な意見をお持ちかと思います。
 
ほとんどの人に「2度と起こしてはならないもの」という認識は共通していることでしょう。
 
先月8月15日は終戦記念日でした。
そこで毎年注目される話題といえば”靖国問題”。
今年も安倍首相は中国が首相の参拝を反対していることに配慮し、靖国神社参拝を見送りました。
 
なぜそこまで靖国神社参拝に関して各国大勢の人が注目するのか。
そこには侵略戦争を指導したとされているA級戦犯の人々が祀られているからです。
(※A級戦犯とされた人々が本当に侵略戦争を指導していたのかということに関して事実は違うという説もありますが、そこに触れるととても長くなるため今回は省略させていただきます。)
 
しかし、そこに祀られているほとんどが自ら戦争を望んだ訳ではなく、その時代、国の状況下において戦争に行かざるを得なかった人々。
 
皆、心の底では「死にたくない」と思いながらも、お国のため、そこに暮らす大切な人々を守るために自らの命を犠牲にしたのです。
 
その戦争で回天特攻隊員として自らの命を捧げた18歳の若者が残した遺書の内容がネット状で公開され話題となっています。
 
18歳という年齢の若者が戦争という状況下で、特攻隊として出撃する前に何を思い亡くなっていったのか。
 
そこには、自分が亡くなった後の母を最後まで思いやる気持ちが綴られていました。

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