病気になるも飼い主から見放された犬。その犬が息を引き取る直前に、飼い主に見せた最大限の行動に驚きと涙が止まらない

2015.10.25 impression

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私が4、5歳ほどの年齢の時の話です。
今現在はすでにもう両親を亡くしているのですが、我が家では何度か犬を飼っていました。

 
その中に、「ムク」という一匹の犬がいました。
少し、病弱。
でもモコモコして、少し足が短くてけてけと歩くムクが、私は大好きでした。
 
でも家族の中で母だけは元々動物が苦手だったせいか、母はムクとあまり仲良くはありませんでした。
ムクは、母のことが大好きで、よく母が庭にくると尻尾を振りながら母に近づいてきます。
しかし母はそんなムクにはあまり見向きもしませんでした。
 
幼心ながらに、「お母さん酷い」と思いましたが、ちょっとでも自分の思い通りにならないと怒る母に、子供の私は何も言えませんでした。
 
そんなある日、ムクに異変が起きます。
散歩中の尿が、真っ赤だったのです。
 
「血だ!」
 
子供の私は母に急いで話し、ムクから血が出てるとなんども訴えました。
でも母は一時的なものでしょ?と、そのまま病院にも行かなかったのです。
 
その後は見るみる内に元気が失くなるムク。
そして忘れもしない、正月のあの日を迎えるのです。

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