しゅくはじめはその舞台のしばらく後、関根勤が師匠と崇める「萩本欽一」の本をたまたま見る事になります。
するとそこには、「舞台を勉強するなら、正面からではなく袖から学べ」という格言が書いてあったのでした。
そう。
関根勤は、自分が「不安だから、袖から見守ってくれ」と言いながら、若手芸人に「袖から学ばせる」機会を与えていたのです。
それも一回の演目だけでなく、全ての演目で。
もちろん、そんな学びの機会を与えていた事など、芸人にもスタッフにも一言も言いません。
「見守ってくれていたお陰」と言いながら、自費で若手芸人皆にお小遣いを渡す程。
そんな行動の裏には、「若手芸人に成長してほしい」という想い一心の、素晴らし過ぎる『親心』があったのでした。
なんとも関根勤さんの愛の伝わる、感動の話。
番組内でも、千原ジュニアさんや伊集院光さんは大絶賛。
後輩芸人を思いやる、愛の溢れた親心、本当に素敵ですね。
出典:極バラ「千原ジュニアの粋な夜」(TBS系)
画像引用元:Sportiva
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