もう一度あの夏の感動を…!出場試合数ゼロの津商”レギュラー”が導いた大金星。陰の立役者から学んだ本当に大切なこととは…

2015.12.01 impression

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甲子園では「仕事」は無限にあるのだ!

 
2人ともまだ2年生だ。
上嶋が言う。
 
「もちろん、来年は試合に出たいです。でも、今年はランナーコーチを極めると決めたので。先生(監督)にも、おまえらは他のやつが持ってないものを持っているので、絶対にベンチに入れるって言われてました」
 
2人は実に生き生きとコーチャーを務め、また、嬉々として自分たちの役割について語った。
そこには自分たちは控えなのだという遠慮は一切、感じられなかった。
 
試合に出場せずとも、求めれば自分を生かす「仕事」は無限にあるのだ。
 

 
「選抜選手に入る事が出来なかった…」
そこで終わらなかったこの2人の選手達。
 
フィールドには立つ事が出来ない今の自分に何かできる事はないか?
 
何とかして自分も試合に関わりたい!
 
その強い気持ちで、自分たちが”今できる事”に全力を注ぎ、フィールドに立つ選手達を必死にサポートをする2人の選手には私たち大人も学ぶべきことがありそうです。
 
しかし、2人もやはり目指すところは選抜入り。
来年の「夏の甲子園」で2人がフィールドに立つ姿を是非見てみたいものですね。
 


Writing by Y.sato of cadot


出典:number.bunshun.jp


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