リサさんは、
「まぁいいや。皆で笑い話にしちゃおう!」
と思ったようで、敢えて苦情は言わず、そのままレジで支払いを済まそうとしていました。
レジの店員にケーキを渡し、会計を済まそうとすると、店員の顔が青ざめます。
とんでもないことが起こったとばかりに、すぐさま店長や他のレジ係を呼び集めます。
すると店側からは、ケーキの交換や値引きを申し出ました。
しかし、リサさんはメッセージを書いた店員が叱られるのでは?と心配だったこともあり、申し出を断ることに。
その時、ケーキにメッセージを書いた店員のことについて話してくれました。
「彼女は自閉症を持つ子なの。あなたは彼女の書いたメッセージを見て、笑顔でありがとうって言ってくれた。本来は彼女はケーキにメッセージを書いてはいけなかったのだけども、あなたが今日1日彼女をハッピーにしてくれたと思う!」
このケーキの写真と出来事をFacebookに投稿したところ、瞬く間に反響を集め、今や15万回以上もシェアされることに。
せっかくのお祝い用のケーキが、このような出来上がりでは怒ってしまう人も多い中、リサさんは、メッセージを書いた女性のことを想いやり、決して責めるようなことをしませんでした。
そんな他人を思いやる気持ちが多くの人を感動させた、誕生日ケーキのストーリー。
皆さんは、こんなケーキを手渡された時、何を思いますか?
Writing by S.Shingo of cadot
出典:Lisa Sarber Aldrich@Facebook
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