あまりに恐ろしいその光景に、数人の人が皆注目をします。
しかし、怖い雰囲気を持ったおじさんに恐怖を感じ、誰もがその人に対して何かアクションをする事はできませんでした。
その時。
すぐ後ろから突然、高校生くらいの若い女の子が倒れた方の元に走り寄り、押し倒した怖いおじさんに対し、反論できない程の正論を投げかけます。
駆け寄った高校生ほどの若い女の子は、
「何やってるんですか!」
とおじさんに大きな声で投げかけます。
そのおじさんは、寄稿した方が「40代の私でも怖いと思う風貌」と表現していた人。
それでもその女の子は、恐れることなく言葉を続けます。
「何のために点字ブロックがあるのか知らないんですか?」
「邪魔なのはあなたです」
「この方に謝ってください」
突然の事に、押し倒したおじさんも言い返せなかったそう。
寄稿した方は警察を呼ぼうと思っていたそうですが、おじさんはそのまま立ち去ってしまい、姿を消してしまいました。