火事から17年経ったダウニエールさんは高校の卒業式に出席していました。
そこには第2の父のような存在であるマイクさんの姿も。
ダウニエールさんは命の恩人であり、大切な友人でもあるマイクを招待せずにはいられなかったのです。
そしてダウニエールさんは壇上に立ち卒業スピーチを始めました。
私にとって今日ここにマイクがいることは、とても重要なことです。
あの日マイクに救出されていなければ、私の人生はかなり違ったかもしれない。
そう考えると、いつも喜びの涙が出てきます。
私が今日ここにいるのは、マイク、あなたのおかげです。
このスピーチに涙が止まらなかったというマイクさん。
ステージから降りてきたダウニエールさんをマイクさんは強く抱きしめました。
ダウニエールさんはマイクさんという掛け替えのない存在に出会えたことを、心から幸せに思っているそうです。