動物保護団体『特定非営利活動法人ラブファイブ』に通報がありました。
「ペットショップの入り口に、一匹のゴールデンレトリバーが放置されていました。
二週間店で飼い主を待ったのですが、一向に現れません…」
この一報を受け、すぐさま保護団体の職員は犬の元へ向かいます。
職員たちは目にしたのは、ケージの中で牙をむき出し威嚇し続ける犬の姿でした。
前の飼い主に何をされてきたのでしょうか・・・
心に傷を負った犬をこのままにしておくことはできない。
保護団体の職員はすぐさまこの犬を引き取ることに。
温厚な性格であるゴールデンレトリバーですが、人間の勝手なエゴによって、ここまで変化してしまうのです。
しかし、職員たちは諦めませんでした。
どうにかこの犬にもう一度人間を信じて欲しい、愛を感じて欲しいという一心から懸命にこの犬に接し続けます。
そして、数週間の月日が経ち、そこには思いもしなかった結果が待ち受けていることに。