そしてイジメはエスカレートしていった。
グループだけの無視がどんどん広がっていき、悪い噂がどんどん尾ビレをつけ一人歩きをする。
学校で自分がイジメられてるなんて、先生や親にも知られたくない。
もしてや、自分からそれを言うなんてもってのほかだ。
だから休み時間は1人でいるのが嫌だから、わざと、勉強するフリをした。
体操服がなくなっても、自分の少ないお小遣いで買いに行ったりした。
そんな私は家に帰れば母親に当たり散らし、暴言を吐いていた。
完全に八つ当り。
いつしか母親と毎日喧嘩するようになった。
なにも知らないくせに
なにも知らないくせに
なにも知らないくせに
なにも知らないくせに
いつも思っていた。
私は、皆いなくなればいいって思うより、自分がいなくなればいいんだって思うようになった。
私がいなくなったら誰か悲しむのかな?
私がいなくなったら何人お葬式に来てくれるんだろう?
私がいなくなったら泣く人いるかな?
私がいなくなったら懲らしめれるかな?
そんな事ばっか考えるようになった。
私は限界だった。