なぜ私が保育士の仕事をしようと思ったのか。
それはあるダウン症の女の子とその家族の出会いがキッカケでした。
私の近所に住んでいた二つ年上のその女の子とは小さい頃から一緒に遊んでいた為、ダウン症だとは分からずちょっとおもしろい子だなーっというくらいにしか思っていませんでした。
近所の原っぱやお互いの家で、毎日のように仲良く遊んでいたことを覚えています。
その子には妹もいて私より一つ年下でしたが、とてもしっかりとした子という印象で、いつもダウン症のお姉ちゃんにくっついてお世話をしていました。
そこの家族にはお父さんはおらず、お母さんはカラダが弱い方だったため入退院を繰り返す毎日。
そのため、妹がおうちの事やダウン症のお姉さんの面倒を見ていました。
私は小学生ながらも、なんだかすごいなーっと感じていたのを覚えています。