ある日、夫婦は究極の選択に迫られます。
それは、自分の命と子どもの命。
長年の夢だった赤ん坊を授かった夫婦。
しかし、医師の話を聞く2人の表情は曇っていました。
医師からは、
「できるだけ、早く決断をしてください」
病院でそう言われ、絶望の淵に立たされた夫婦。
そう、彼らは出産にあたり、残酷でとても選べないような決断を迫られていました。
判断に迫られ、鬱々としていた日々の中、ひとり立ちすくむ女性。
その視線の先には、組み立てる直前のベビーベッド。
生まれくる子どものために、準備していたのでしょう・・・
夫に声をかけられた女性は無言でうなずきます。
どうやら夫婦の間で決断を下したようです。