『悪気がないからダメなんだろう!』担任を目の前で叱る、学年主任の教師。”子供のいじめ”に向かい合う、大人の姿勢を考える

2015.02.08 impression

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「悪気はないんだから」
叱られている子供を庇う時、一度や二度は口にしたことがある言葉ではないでしょうか。
 
悪気はないのだから、そんなに怒らないで。
悪気はないのだから、次からは気をつければいい。

 
もちろん、時にこの言葉は、子供の自我を成長させる、適切なフォローになります。
しかし同時に、「悪気がない」という言葉一つで、悪を悪と認識する機会を失うということも、私たち大人は忘れてはいけません。
 
とある小学校で、いじめに遭っていた子供がいました。
ランドセルが汚れている事で親が異変に気付き、子供に話を聞いた所、暴力行為はないが泥をランドセルに投げられたり、ボール遊び中にわざとボールを遠くに投げて取りにいかせたりと、陰険ないじめに遭っていたのです。
 
それがきっかけで、クラスの担任と学年主任と親・子供で四者面談をすることになるのですが、クラスの担任はなんとも歯切れが悪く、いじめがなかった事にしたい様子。
そして遂に、ランドセルに泥を投げられた話になった時、担任の先生から子供に、
 
「みんなで泥遊びをしていたんだよね?」
 
と質問。
子供が「はい」と答えると、担任の先生は
 
「遊びの中でかかっちゃったことかもしれないし、かけた子も悪気はないんじゃないかな」
 
と答えたのです。
 
その時でした。
親と子供の前で、担任の隣に座っていた学年主任が、もの凄い険相で、担任の先生に怒ったのです。

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