そして、手術は無事成功。
まだ意識が戻らない父の横に寄り添い、私はそのまま眠ってしまいました。
目が覚めて、ふとベットの上をみると一枚の手紙と手術の明細書が。
そして、明細書を確認してみると私は驚きが隠せませんでした。
そこに並んでいたのは全て0の数字。
一体どういうことなのか、ワケが分からずもう一枚の紙を見てみるとこんな事が書かれていました。
30年前に支払い済み。
あの時の鎮痛剤と、野菜スープで。
お大事に。
執刀医 アルントン
そうあの時薬を盗んだ少年は大人になり、医者になっていたのです。
そして、倒れた父の執刀を担当した医者があの時の少年でした。
人生は与える事でいつか形を変えて自分に返ってくると言いますが、これもその一例ではないでしょうか。
Writing by Y.sato of cadot
出典:タイの感動CM──Giving koalaoyaji3
画像引用元:http://www.weixin163.com/archives/11497
あなたにお届けします。
【あなたの「旬」な話を募集しています】
Cadot-カド-では、読者様の実際に体験した話や知っている裏話などを募集しています。
Cadot-カド-で取り上げて欲しい話がありましたら、こちらまでメールをお願いいたします。
※採用された場合、公開前に記事内容の確認のメールを差し上げます。
また、全ての話を採用する訳では御座いません。予めご了承くださいませ。