人工排泄口をつけた息子に「気持ち悪い」と声をかける女性。見知らぬ女性の心無い言葉に母は大反論。

2016.05.19 impression

sam3

 

 

 
私の息子は気持ち悪いことなど何もありません。
息子はこれから、一生ストーマをつけて生きていくことになるかもしれません。
もしそうであっても、親として、息子が自分を愛し自分の体に自信を持てるようにするのが私の役目です。
そのためにも、息子とその体についた袋も、すべて愛することが私の役目なのです。
 
もし息子が、あの女性の言葉を理解できる年齢だったとしたら、どんなに深く傷ついていたか想像もできません。
 

 

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あの女性は、きっと理解していなかったでしょう。
私の息子は、元気なときは他の子たちと変わらないのです。
走れるし、泳げるし、保育園にだって通えます。
そしてそんな時の息子を見た人は、まさか息子が20回以上の手術や治療を経験しているなんて気がつかないでしょうし、これからも多くの治療と手術が待ち受けていることなんて想像できないでしょう。
 

 

 

 
ジェイミウスは生まれてから20回以上も手術をし、毎日2回はとても痛い吸入と洗浄処置を受け、一生懸命に病気と戦っています。
 
それはとても辛いものです。
しかしジェイミウスは、病気に打ち勝とうと頑張っています。
彼は病気にはきっと勝つと信じています!
 
だから、自分には関係ない事に何か言う時には、お願いだから言葉をしっかりと選んで発して下さい。そこには、あなたの知らない闘いがあるのかもしれないのですから」
 

 

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このファウラーさんの投稿を、同じ様な思いをする人がいなくなる様にとの強い思いを込めて発信しました。
 
また、ジェイミウスくんの抱える「ヒルシュスプルング病」という病気に対する認識が高まる事も願っているそうです。
 
最後にファウラーさんは「私の息子は、この闘いに絶対に勝つと私は信じています」とこの投稿を締めました。
 
2016年4月6日のこの投稿され、現在で6万8千人以上にの「いいね!」がつき、2万6千以上シェアされています。
 
人は自分にはないものと接する時は恐怖してしまいます。
しかし、その場で発する言葉は相手をひどく傷つけることもあるのです。
何か意見を発するときも、その言葉は誰かを傷つけてはいないかと、一度考えてみましょう。
 
病気と闘い続けるジェイミクスくん、これからも過酷な人生が待ち受けているかもしれませんが、持ち前の明るさで乗り切って欲しいものです。

 


Writing by S.Shingo of cadot


出典:viralslot.com


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