男手1つで育てた娘が1人部屋で必ず行っていた事。それを知ってしまった父親の目には涙が浮かんだ

2016.05.23 impression

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そこに置かれていたのは、どうやら日記のよう。
大きくなってあまり口をきかなくなった娘が、未だにこういった事をしているのはとても意外でした。
 
そこにはびっしりと娘の字が書かれており、こんな事が書かれていました…
 

 
今日もお父さんを傷つけるようなことを言ってしまった。
 
あんなこと言うつもりなかったのに
 
お父さんが私のことを心配して言ってることぐらい分かるのに
 
なんでこんな態度しかとれないんだろ
 
自分が嫌になる
 
素直にいつも心配してくれてありがとうと言いたい
 
ここまで育ててくれてありがとうって言ってあげたい
 
いつも遅くまで働いてくれてありがとうって言いたい
 
休みの日まで家事をしてくれてありがとうって言いたい
 
自分を犠牲にしてまで、私のことをいつも優先してくれてありがとうって言いたい
 
でもいざお父さんを前にすると、どう接していいか分からなくなる
 
昔のように接すればいいんだろうけど…変に擦れちゃったもんな私
 
今度の父の日に一度しっかりと話してみよう。
 

 
そこには普段は見せることのない娘の気持ちが書かれていました。
恐らく、愚痴や悩みをこぼす相手がいない為、毎日ここにその日あったことなどを、家族に話す感覚で日記に綴っていたのでしょう。
 
なんだか読んでいるうちに視界がぼやけてきました。
大変なことも多かったけど、やっぱり今まで頑張ってきて良かったなと…
 
勝手に日記を見てしまって、娘に少し後ろめたい気持ちもありましたが、それ以来素っ気ない娘の態度も全く気にならなくなりました。
 
娘はそんな僕の様子に何か違和感を感じているようですが。(笑)
 
今はもうすぐやって来る父の日を楽しみに、仕事を頑張っています。
 


Writing by Y.sato of cadot


提供:田中 正志


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