作家や映画監督としても活躍する、お笑いコンビ・品川庄司の品川祐さん。
品川さんは芸人としても、人気がある一方でその芸風とキャラクターから「人気者なのに愛されない芸人」という風にも呼ばれています。
そんな品川さんですが、昨年11月、TBS系列放送の番組「私の何がイケナイの?」の中で、今まで語られることのなかった家族の秘密を語りました。
あまり知られていませんが、品川さんは4人きょうだいの末っ子。
母親のマダム路子さんと共に出演したその番組内では、きょうだいの中の次女・実花さんをガンで亡くしていたことを告白したのです。
しかし、その中にはきょうだいの絆や周りからの支えがあって、次女・実花さんには数々の奇跡が起こりました…
脳のガン「グリオーマ」
2010年2月、品川家の次女である実花さんの脳に、悪性脳腫瘍「グリオーマ」がみつかりました。
グリオーマは、脳に発生する「がん」と考えられており、周りの脳に浸み込むように成長します。
そのため正常な脳組織との境界がわからなくなり、治療を難しくします。
段階が最も進んだ患者さんの5年生存率は8%前後であり、ヒトに発生する「がん」のなかでも5本の指に入るぐらい、治療効果の悪い腫瘍です。
そのため正常な脳組織との境界がわからなくなり、治療を難しくします。
段階が最も進んだ患者さんの5年生存率は8%前後であり、ヒトに発生する「がん」のなかでも5本の指に入るぐらい、治療効果の悪い腫瘍です。
腫瘍が大きくなるにつれ、言語障害や視覚障害などを引き起こし、脳が司る機能を停止させ、最後には死をもたらすといわれる病。
実花さんも発見された時点で既に脳内の腫瘍は8センチまで肥大し、末期の状態。
手術をしましたが一部しか摘出することが出来ず、入院時には記憶障害や幻覚まで見たといいます。