妻は怒り、夫と息子を残して家を飛び出した。2日後、妻は夫から「アル手紙」を受け取る

2016.07.09 impression

sam1

 

ある父親が仕事から疲れて帰宅します。
彼は、泣きわめく子どもたちやうるさい妻に邪魔されることなく、テレビでサッカー中継を見ながらゆっくりとくつろぎたいと考えていました。
 
しかし家事、子育てを手伝うことなく座り込む夫に痺れを切らした妻は、突然家を出て行ってしまいます。
 
子どもたちと残された彼は、慣れない家事や子育てにあくせくするばかり。
これは、その彼が書いた手紙です。
 

「愛する人へ
2日前、僕らは大げんかをした。
8時ごろ仕事からに帰ってきたとき、僕は疲れてて、ただ座ってゆっくりと試合を見たかったんだ。
君も疲れていて機嫌悪かった。
泣きわめく赤ん坊を寝かしつけようとしている間、他の2人がけんかを始めていた。
だから僕はテレビのボリュームを上げた。
 
『ちょっとくらい手伝ってくれたり、育児にもう少し関わってくれたって死にやしないでしょ』
 
君は怒ってこう言って、テレビのボリュームを下げた。
 
『君が家でままごとでしてる間、僕は一日中働いていたんだ』
 
僕も怒って答えた。
言い争いは続いた。
君は怒りと疲労から、ついに泣き始めてしまった。
 
僕は、君にひどいことをたくさん言った。
すると君は、「もうこれ以上は無理!」そう叫んで、僕と子どもたちを残して泣きながら家を飛び出していった。
 
僕はそれから子どもたちにご飯を食べさせ、寝かしつけなければならなかった。翌日になっても君は帰ってこなかったから、僕は子どもたちの面倒を見るために、上司に頼んで休みをもらわなくてはならなかった。
 
僕は、泣いて大暴れする子どもたちとの一日を経験した。
走り回っていて風呂に入る時間さえない一日を経験をした。
ミルクを温めながら、こどもたちに服を着せながら、キッチンを掃除するというのも経験をした。
家に閉じ込められたまま、10歳以上の誰とも話さない一日を経験した。
子どものあとを走り回らなくちゃならなくて、座ってゆっくりと一人でご飯を食べる時間がないというのを経験した。
精神的にも肉体的にも疲れきって、20時間は眠りたいのに3時間おきに泣く赤ん坊のために起きなくてはならないというのも経験した。

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