6年間一度も怒った事のない優しい上司が、僕に怒った理由

2015.02.19 impression

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いつも優しい声で話している上司。
決して怒鳴る様なことはありませんが、明らかに言葉にいつもと違う「怒り」の様なものを感じます。
 
「お前がこの商談を上手くまとめられていない事に、怒る様なことは一切しない」
「でも、その理由が、お前自身が『相手が中国人だから』と思っているのは、言語道断」
「ヘイトとなんら変わらないじゃないか」

 
上司の言葉に、初めて自分が言った事の「酷さ」に気付き、強い反省を思いました。
今まで仕事をしている中で、一番やってはいけない様な酷い事。
上司に「申し訳ありません!」とすぐに謝罪をすると、上司は
 
「謝るのは俺じゃない、先方だろう」
 
とひと言。
 
その後上司の言葉通り、自分の発言に対して、先方に謝りにいきました。
先方は笑って「気にしないで下さい」と言って下さりましたが、その商談はご想像の通り、上手くまとまる事はありませんでした。
 
仕事の中には、失敗は付き物。
上司はそう思っているから、多分今まで誰にも怒って来なかったんだと思います。
でも、人として間違っている事は、失敗ではなく「気持ち」の持ち方の問題
だから失敗という形で許容するのではなく、はっきりと怒ってくれたのではないかと自分でも思っています。
 
大切な事を学ばせて頂いた、上司と私の出来事でした。
とても大事な事なので、多くの人に伝わってほしいと思っています。
 


匿名希望


画像引用元:http://www.fknews-2ch.net/archives/34347115.html


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