子宮ガンで他界した27歳の娘。個室ベット下から出てきた分厚いノートの中身を見て誰もが崩れ落ちた…

2016.07.09 impression

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しかし、抗がん剤の影響で髪は抜け落ちてしまい、年頃の娘にとっては相当ショックだったと思います。
 

 
「また治ったら生えてくるよねきっと。それまでの我慢だ。」
 

 
癌が発覚してから、治療に専念する為仕事は辞めました。
 
治療は化学放射線療法で行われ、体への負担が大きいという理由から、治療の際には長期入院をして、退院をして、また入院をしてという生活を繰り返していました。
 
そして1年が過ぎようとした頃、医師に伝えられました。
 

 
「娘さんの命は、もってあと2ヶ月です。」
 

 
覚悟はしていましたが、実際にその言葉を聞くと全身の力が抜けるような思いでした。
 
一旦、娘は家に連れて帰り残された時間はできる限り好きなことをさせてあげようとしたのですが、「今まで通りの生活が出来れば十分」というばかりだったので、家でとても穏やかな時間を過ごしました。
 
その中で見る娘の笑顔を見ると、残り2ヶ月ほどでこの世を去るなんて信じられませんでした。
 
しかし、1ヶ月が経つ頃娘の具合が急変し再び入院することに。

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