それは、息子が「父さん」と呼んでくれないこと。
それゆえ、私に笑いかけるものの、そこには一線引かれているように感じていました。
血の繋がったお父さんは、彼が5歳の頃に離婚。
その理由は、子どもに手をあげるというDV男だったそうです。
それゆえ、父親、というより大人の男性に対し恐怖心を抱いていた彼は、新しく父親になった私を父さんと認めたくなかったようです。
そんな今年の父の日。
昨年は父の日は特段に何もくれなかった息子。
その当時は、母の日はプレゼントを渡していたとたので、やはり認めてくれていないのかと改めてショックを受けました。
それから私は今まで以上に、本当の父さんになろうとあの手この手を使ってきましたが、まだ完全に心を開いてくれない義理の息子・・・。
最近は、このカラ回りがかえっていけないじゃないかと自問自答する日々を続けていました。
今年の父の日も期待はせず、いつものように元気良く振る舞ってくれたらいい。
そんなことを思っていると、ある出来事が起き、私は泣き崩れてしまうことに。