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主役の女の子は、お母さんの方をジッと見つめて、セリフを言いました。
 
「わたし・・・自由になりたいの」
 
私は何度も、練習の風景を見ていました。
このセリフは、どことなくポップな感じで言うもの。
 
しかしその時は、まるで女の子の心の声が込められていたかの様に、力強い声でそのセリフを発したのでした。
それは、その場にいた人全員に、「この子の想いかも」とまるで思わせるほどの・・・。
 
そのシーンが終わると、思わずみんなが拍手喝采。
最後は主役の女の子も(もちろん私の娘も)笑顔で終わる事ができたので、ホッと一安心という所でした。
 
どれだけの人が、私と同じ印象を持ったかはわかりません。
しかし、あのお母さんの挙動と、あの女の子の切実な演技。
私には、相関があった様に感じてなりません。
 
娘を大切にするとは、どういうことなのか。
そんな事を改めて考えるきっかけとなった出来事でした。
少なくとも、私は、娘を鎖に縛らずに伸び伸びと育ててあげたい。
 
それがきっと、娘らしさを感じながら生きてもらえる、一番の方法だと思うから。
 


匿名希望


画像引用元:wikipedia


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