【注文は小盛りの牛丼一つのみ】深夜の牛丼屋に入店した父娘に対して、店員が取った行動が後に大きく運命を変える事になった

2017.08.20 impression

sam1

 

まあでも仕事は仕事なのであまり気にせず、すぐに牛丼を持っていった。
案の定、父親は全く食べずにすべて娘に食べさせていた。
 
父「ナホ、おいしいか?」
娘「おーいしー!とうっちゃん、とうちゃんは食べないのー?」
父「父ちゃんもうお腹いっぱいだから、ナホちゃん全部食べてな」
 
やばいこれ、なんかコントとかでよく見るアレじゃん!
 
こんな親子が実際にいるとは・・・・不憫だ・・・
明らかに家も無く職も無くみたいなアレだわな。
さらによく見ると、父親の頬はコケていた。
娘はちょっと髪の毛がボサボサだけどかわいいおかっぱ頭の女の子。
この子に十分に食べさせるために本当に頑張ってるんだろうなとか思った。
 
でもいくら1人シフトとはいえ「これはサービスです」とか言って 並盛1杯おごってやるとかは考えてなくて、 会計済ませたら出て行くだろうぐらいに思ってた。
そしたら、お腹一杯食べた女の子がすごく眠そうにしてる。
 
これはもう長時間滞留だね!
5分ぐらいで寝てしまうんだけど、それまで色々と父子で会話してた。
 
「かあちゃんとねんねしたい」とか
「とうちゃん、かあちゃん迷子かなあ」とか。
ちょっと話が見えないんだが、どうやら母親はいないらしい。
眠そうにしながら「かあちゃん・・・」とか呟くの聞いてたら なんかすげえ不憫に思えてきて、少し偽善っぽい感情が芽生えてきた。
女の子が寝てしまってから自分の車に常備してるブラケットを取りに行き、 店に戻って父親に渡した。
 
俺「あの、これ娘さんにかけてあげてください」
父「えっ!あっ、いや、すいません、ほんとにすいません・・・ ちょっとこの子眠れたらすぐ出て行きますんで・・・・」
俺「いつも深夜はほとんどお客さんいないんですよ。起きるまで大丈夫ですよ」
父「すいません、ほんとにすいません」

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