『他界したはずのパパが結婚式に!?』娘に”少しだけ”会いにきた…16年越しに知った”パパの真実”に涙が止まらない

2017.08.25 impression

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司会も私の友達にお願いしていて、「さあ、ここで新婦から両親への手紙です。ご両家のお父様、お母様、新婦様の前へお願いします。笑顔で感謝の気持ちを伝えましょう!」
 

旦那の義父母に挨拶をして、ママへの手紙を読みます。
 

本当に号泣でした。
 

ママへの文章が終わり、パパへの文章の手紙を手に取ります。
 

「パパへ・・・、パパは・・・パパは私に凄い優しくて・・・」
 

言葉が詰まりました。
 

あんなにたくさんたくさん書いたのに・・・。
 

ママの手にはパパの遺影。
 

ママの大粒の涙がパパの遺影に落ちて、まるで遺影のパパが泣いているみたいでした。
 

「パパ・・・、パパ・・・、・・・・・」
 

ふと司会の友達を見ると、「何分でも何時間でも時間をかけていい!天国の大好きなパパに気持ちを伝えろ!頑張れ!」とカンペが出ていました。
 

振り絞って声を出しました。
 

「パパ・・・、ずっとずっと大好きです・・・。パパ・・・」
 

もう何も言えませんでした。
 

伝えたい事はたくさんあるのに・・。
 

そんな時です!
 

「なっちゃん!なっちゃ~ん!」
 

「えっ?パパの声???」
 
幻聴かと思いました。
 

司会の友達が、「さぁ~ここで、サプライズです!新婦のお父様から天国よりお祝いのメッセージが届いて・・・届いており・・・ますので・・・み、皆様も正面の大型ビジョンを、ご、ご覧下さい・・・。」
 

司会の友達も泣いていました。
 

私は訳もわからず大型ビジョンに目を向けると、そこには大好きだった亡くなる前のパパの姿が映っていました。
 

気付くとママが横にいて、ギュッと手を握り、「目そらしちゃダメだよ!」
 

なぜか、パパは病院のベットで当時お気に入りだった、アディダスのジャージ姿で映っていました。
 

「ママ?話してい~い?」
 

「もう始まってるんだけど(笑)早く言いなよ!」
 

懐かしい・・・。パパの声だ・・・。
 

「えぇ~、なっちゃん!結婚おめでとう!」
 

私はこの時、まったく意味がわかりませんでした。
 

「えぇ~、なっちゃん!結婚おめでとう!大人になったなっちゃんはママに似て美人になってるかな?」
 

この時私は横にいたママに「なんで?なんで?」
 

と何回も聞きましたが、号泣してるママに頭をビジョンにグッと向けられて、「黙って見る!」と怒られました。

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