学校をズル休みしたら、病院へ連れて行かれ精密検査に。検査結果を見た医者が深刻な顔をして「ちょっといい?」と個室へ呼び出され、仮病どころではない話をし始めた・・・

2015.04.10 impression

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うん、すこぶる健康体だね。
そもそも熱すらないよ、君。
仮病かな?
 

 

バレた…先生に嘘を吐いても無駄なので、正直にコクリと頷きました。
すると先生はまた少し時間を置いてから、ゆっくりと話し出しました。

 

 
ズル休みしたい気持ちはわかる。
先生も昔は一度や二度した事だってあるさ。
でもね、このズル休みをしている間に君は楽しい事も勉強も周りの友達から大きく離されているんだ。
 
学校っていうのは、皆に与えられた平等な時間のように思えるがそうではない。
学校へ行きたくたって行けない子供だってたくさんいるんだよ。
 
その中で、学校へ通って不自由なく友達と遊んだり会話したり勉強して知識を得られる事は本当に素晴らしい事なんだ。
 
この仮病やズル休みが、将来の君にとって大きな大きな「病」となるかもしれないんだ。
 
まぁ、僕は学校の先生じゃないから偉そうな事は言えないんだがね。
 

 

と、ニッコリしながら話してくれました。
 

この言葉に私は深く共感し、泣いても笑っても嘘吐いても仮病でサボっても学校生活は有限である事を再確認しました。
 
病院の帰り道でお母さんに仮病だった事をちゃんと話して謝ると、お母さんは「ふふっ」と含み笑い。

 

 
分かってるわよ、そんな事。
いつまでもいつまでも仮病で学校を休むから、懲らしめてやろうと病院へ連れて行ったの。
詳しく調べて下さい!って懇願したのも、あなたの仮病を暴こうと思ったの。
 
明日からはちゃんと学校へ行ってね!
 

 

そう言いながらお母さんは、してやったりと言わんばかりに笑っていました。
 
現在は、進学して都内の高校へ通っていますが一度もズル休みはしていません。
今しかない学校生活、有限のこの時間を今後も大切にしていきたいと思います。

 


Writing by Rumi Nakano


提供:南 聖奈


画像引用元:http://freebies-db.com/free-photo-doctor-stethoscope-hand.html


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