「もしかして、ママが事故に巻き込まれそうだったから、行かないでって言ったの?」
娘に聞くも、返答はなし。
でもしばらくすると、小さな小さな声で、
「なんか怖かったから」
と言ったのでした。
娘ははっきりと、そんな予感がしたとは言っていません。
でもお母さんには、娘さんがそんな予感を察知して大泣きして行かせないように止めたとしか思えませんでした。
娘に抱きつき返し、「ありがとね、おかげでママ助かった」と何度も伝えます。
結局その日はパートに行かず、ずっと娘とくっつきながらお話をしていました。
子供とは、不思議なもの。
こんな予感なんて、当たるものでもなければ、本当にただの偶然だとは思います。
しかしそれでも、たまたまこうしてお母さんが事故に巻き込まれる事態を回避できた事実。
それは間違いなく、娘の涙が生みだしたものでした。
子供の涙には、理由があります。
私たち大人も、頑張ってその涙の理由を汲み取っていきたいですね。
Writing by Yuki Kato of Cadot
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