ところが、ある日を境に、慢性的な体調不良に悩まされることになります。
胃の痛みや頭痛といった、身体的な痛みを伴うもの。
「こんなにも健康に気を使っているのになんでだ」と、少し苛立ちを感じながらも、病院に通うようになるのでした。
最初は一時的なものかと思いながらも、長らく体調不良が続くことに、次第に動揺を感じる様になる男性。
しかし医師からも、詳細な検査をしても何も異常はないと言われるのみで、改善の見込みがないことにすっかり落ち込んでしまっているのでした。
職場の人にも相談し、似たような症状になったことのある会社の先輩から、一人の医師を紹介されます。
その医師は、精神科医。
特に気を患っているとは思っていないものの、内科にかかっても何も改善しない現状も考慮し、その精神科医の診療を受けることになったのでした。