その精神科医の話では、ここに現代人の見落としがちなものが詰まっているといいます。
健康の大切さが語られる機会が増え、健康に対して様々な効果のあるものが身の回りに溢れる様になりました。
しかし、それらは全て「身体のケア」を行うもの。
健康には身体も心も万全であることが必須条件にも関わらず、身体のケアのことばかり考えて、「心のケア」に対して取り組んでいる人があまりに少ないのが現状なのです。
心が病んでしまえば、それは身体にも影響を及ぼし、結果として健康体のままではいられなくなってしまいます。
それは、どれだけ身体のケアに取り組んでいても同じ。
身体のケアと同じ目線で、心のケアに取り組んでいかなければいけないのです。