妻は、根は優しいのだと思います。
でも、感情のコントロールができないから、嫌な事があるとすぐに相手にぶつけてしまう。
冷静になれば、自分がひどい事を言ったというのがわかるからこそ、私も妻の言葉も「一時的な言葉」として受け流そうと、努力をしてきました。
しかし、そうした我慢ができなくなり、妻に真剣に心の中を打ち明ける時がきます。
それは、残業でも仕事が終わらず、妻が寝静まった後、暗がりの部屋で仕事をしていた時の話でした。
暗がりの部屋で仕事をする私。
しかし、そんな私に気づいてしまったのか、妻が起きてきてしまったのです。
そして私を見つけて言った一言は、非常に悲しい一言でした。
「ダラダラ起きてて、馬鹿じゃないの」
「さっさと寝なよ、アホくさい」