小学3年の頃、僕はクラスでイジメられていました。
理由はたぶん「おとなしいから」「無口だから」「弱いから」だったと思います。
学校には友達がいないし、毎日イジメられて泣きながら家に帰りました。
怖かったのは、学校にいる時間よりも下校の時でした。
朝は、高学年と列を作って登校したから何もされません。
学校でも先生がいたので、何かあれば先生が助けてくれました。
でも、帰りは誰も助けてくれる人はいません。
いじめっ子達は、下校時、執拗に僕をイジメました。
家まで帰る時は、危険を避けるために、知らない人の家の庭を横断して帰ったり、田んぼを渡ったり、色んな逃げ道を探しました。
それでも、見つかってイジメられる。
そんな日々が続きました。