私の娘(ユキといいます)は、喘息を持っており、数年に一度位に喘息がきつくなり入退院を繰り返しています。
今回入院した理由も喘息がとても酷くなり、呼吸がしにくくなるほど悪化したためでした。
幸い入院後一週間ほどで良くなり、すぐに退院することができました。
この入院中、毎日お見舞いに来てくれた幼馴染の男の子(タカシくん)がいました。
娘は虚弱な体質ということもあってか、学校生活ではなかなか友達もできず、今回の入院についても、この幼馴染のタカシくん以外はお見舞いに来てくれる子はいませんでした。
タカシくんは毎日、学校であった出来事や、友達の話、自分の家であった話を娘に話してくれていて、娘も退屈することなく入院生活を送っていました。
そんなタカシくんの話を聞いていると、学校へ行きたい気持ちが強くなったのか、
『ママ、まだ退院できないのかな?』とつぶやくことが多くなりました。