【シェアして保存!】もしもの時に備えておこう…『ペットの心肺蘇生法』とは

2015.10.15 topics

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《呼吸と脈を確かめましょう》
中指と人差し指を手首の下や大腿部の内側(大腿動脈)、くるぶしの下や、あるいは胸の肘があたる部分にあてて脈を確かめます。
 
《他の兆候にも注意しましょう》
◯歯茎や唇が灰色に変わっていないか。
◯瞳孔が開いて、光に反応しなくなっていないか
 
《もしも呼吸していないなら人口呼吸を施しましょう》
◯猫や小さな犬の場合
あなたの口で、犬の鼻と口をくわえてこんで、空気を吹き込みます。
◯中型・大型犬の場合
あなたの口で犬の鼻をくわえて、空気を吹き込みます。
 
★ハイムリック方法
もしいきを吹き込んでも空気が入っていかないようなら、気管が閉じています。
そんな場合は、まず、犬を上下逆さまにして、犬の背中があなたの胸にくるようにします。
両手を犬の体に回して、犬のあばら骨の下で両手をつないで抱きしめます。(犬を上下逆さまにして抱いた時、すでに両手はあばらの上、腹部にあります。)。
両腕を使って、鋭く5回締め付けたら、口や気道に異物がないかを確認します。異物があれば取り除いて、さらに二回、人口呼吸を施します。
 
◎脈がない場合は、圧迫を始めます。
動物を右側を下に横たわらせ、胸と肘の当たる場所に手を置き、圧迫します。もし犬の脈がある時には、圧迫は行なわないようにしましょう。
◯猫・小型犬(13.6kg以下)
圧す深さ1.27~2.54cm 呼吸毎に5回圧す
◯中・大型犬(13.6~40.8kg)
圧す深さ2.54~7.62cm 呼吸毎に5回圧す
◯超大型犬(40.8kg以上)
圧す深さ2.54~7.62cm 呼吸毎に10回圧す
◎手順を繰り返します 脈を一分おきに確認し、脈がなければ圧迫を繰り返します。後は、数分毎に脈を確かめます。
※動物の脈が戻り、呼吸をしだすまで心肺蘇生法を繰り返します。
※20分が経過したら心肺蘇生法を止めます。
 


Writing by Y.sato of cadot


記事提供元:grape


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