「苦しいよ…助けて下さい…」殺処分のリアル現場とその一部始終…目を背けてはダメな現実がここにある。

2015.11.02 topics

sam1

 

先ほどまで生きていた犬たちは、最後の最後は「モノ」のようにシステマチックに処理されていき、飼う⇒捨てる⇒行政で処分するという、人間の身勝手の連鎖に怒りを感じずにはいられなかったようです。
 
この悲痛な一連を見た塩村議員。
記事には以下のように綴られています。

 

 
やっぱり行政殺処分を行わなくて済んでいる国を見習うことが一番であると思う。どうして、ペットショップで売っていないのか。販売の禁止ではなく、販売されるのであれば動物の福祉を一番に考えた方法でないといけないことが根本になった規制がある。そうすると、日本の悪しきビジネスの「パピーミル」も撲滅に向かう。
 

 

 

 
先日の高校の講演会で鋭い指摘をされた。
「【行政殺処分の数に表れてこない】原因を作っている、ペットショップパピーミルや、闇の引取屋、繫殖屋が商売できる現状にメスを入れない政治家が悪いじゃないか。法律を作って厳しく守らせるべき」
その通り。私は地方議員だからという逃げのコメントは通用しない。「その通り」としか答えられなかった。
 

 

 

 
ペットをとりまく状態をみると、先進国にあるまじき状態になっている。
近視眼的な施策はビジネス優先の日本社会と政治において、ダメにされてしまう。多くの愛護の方はいい人であり、そこを利用されていると感じる時も多い。
本質を見抜き、抜本的な施策を展開していかなくては次回法改正は手遅れになってしまう。そして、今日「処分された罪なき命」が報われない。
 

 

悲惨な現場を目の当たりにした塩村議員。
政治家として、動物を想う一人の人間として、この問題に立ち向かう決意が多く詰められた内容。
 
皆さんは、この現代社会を取り巻く悪しき環境を目の当たりし、どう感じましたか?
 
塩村議員の勇気や呼び声に賛同する声と、Cadotを通して1人でも多くの人に見て頂き、拡散して頂きたい。
その行動が行政を変える可能性を信じたい!

 


Writing by S.Shingo of cadot


出典:殺処分の現場へ(処分の写真を含みます)


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