ペットボトルを繰り返し使用していると、ペットボトルの素材から発がん性物資の可能性が高いとされているDEHP(フタル酸ジエチルへキシン)という物質が溶け出してくる、という危険なデータが存在するようです。
DEHPとは?
DEHPとはその有害性がこれまで世界で最もよく調査されてきた物質であり、医療用とを含め広く使用されてきましたが、人の健康問題を引き起こした事例もありません。
IARC(国際がん研究機関)は2000年にヒトへの発がん性はないとして従来の「2B」(ヒトに対して発がん性がある可能性がある)を「3」(ヒトに対する発がん性について分類できない)に変更しました。
更に、IARCは2011年2月の会議で再びDOPを「2B」に戻すと決定しましたが、その理由はヒトにおける新たな証拠が見つかったためではなく、げっ歯類における発がん性のメカニズムや疫学研究のために更なる調査研究が必要である、と判断したためだそうです。
つまり、近年言われていたペットボトルに使用されているDEHPの危険性はないと判断されたようです。
では一体、何が原因で嘔吐や激しい腹痛をひこ起こすキッカケとなっているのでしょうか?