ヨーロッパのドイツでは、マイクロプラスチックの使用が今年の10月から違法になりました。
国の環境・自然保護連合は、店頭などで「ポリエチレン」と書かれた歯磨き粉を見つけた場合、写真と一緒にオンラインのデータベースに登録するように人々に呼びかけるなど、対応も徹底しています。
しかし、日本の近海では世界各地の平均と比べ、なんと27倍もの「マイクロプラスチック」の密度があることが判明したそうです。
ドイツが行っているような規制は、現在の日本にありません。
一切使用していないメーカーもありますが、大手化粧品メーカーを中心に、大量に使用されていることを野放しにしているのが現状です。
世界各国が問題と向き合っている中、日本はまだこの現状を問題視していないのです。
欧米諸国と同様に、このプラスチックの排出を防ぐ対策を考えていく必要があるのではないでしょうか。
以下に表記される成分を含む化粧品を見つけた場合、注意してください。
プラスチック、いわば環境汚染物質が含まれているということになります。
研磨・スクラブ剤、粘着剤、結合剤、増量剤、乳化安定剤、皮膜形成剤、口腔ケア剤、非水系増粘剤
◯ポリプロピレン(PP)
増量剤、非水系増粘剤
◯PET
粘着剤、皮膜形成剤、ヘアスタイリング剤、非水系増粘剤
◯ナイロン12
増量剤、不透明化剤
◯ナイロン6
増量剤、不透明化剤
◯ポリウレタン
結合剤、皮膜形成剤、ヘアスタイリング剤
◯(エチレン/VA)コポリマー
粘着剤、結合剤、皮膜形成剤、非活性剤系分散剤
◯アクリレーツコポリマー
皮膜形成剤、ヘアスタイリング剤
◯アクリレーツクロスポリマー
吸着剤
◯ポリクオタニウム−7
帯電防止剤、皮膜形成剤、ヘアスタイリング剤
歯や肌をキレイにするはずのものが、環境を侵し続けているなんて…
規制がない以上、私たち消費者が自然を守らなければならないのも事実。
是非ともこの環境汚染問題についてシェアをお願いします。
Writing by S.Shingo of cadot
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