しかしまず彼らはマグロ漁の技術をもっていないし、船もありません。
マグロを獲ってもそれを入れておく冷凍倉庫が使えなくなっている。
獲ったマグロは売らなければなりませんが、そのルートをもっていない。
IOTC(インド洋まぐろ類委員会)に加盟していないから、輸出ができなかったんです。
じゃあ、仕方がない。
うちの船を4隻もっていった。
漁の技術も教えましょう。
冷凍倉庫も使えるようにする。
ソマリア政府にはたらきかけてIOTCにも加盟する。
獲ったマグロをうちが買えば、販売ルートも確保できる。
こうやって一緒になってマグロ漁で生活ができるようにしていったんです。
ソマリア沖で一時は年間300件もの海賊による被害があったようですが、それ以来この3年間は海賊による被害はなんと”0”件になり、ジブチ政府から「よくやってくれた」と勲章まで頂いたとのこと。
どうやらツイッターの投稿に書かれていた事は紛れもない事実のようです。
民間企業の経営者が政府でも立ち入れなかった問題を、自ら交渉に乗り出して解決してしまうなんて凄すぎます…
経営者の手腕はもちろんのこと、人間としても素晴らしい『すしざんまい』木村清社長に感服です。
Writing by Y.sato of cadot
出典:Twitter、ハーバー・ビジネス・オンライン
画像引用元:http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34642
あなたにお届けします。
【あなたの「旬」な話を募集しています】
Cadot-カド-では、読者様の実際に体験した話や知っている裏話などを募集しています。
Cadot-カド-で取り上げて欲しい話がありましたら、こちらまでメールをお願いいたします。
※採用された場合、公開前に記事内容の確認のメールを差し上げます。
また、全ての話を採用する訳では御座いません。予めご了承くださいませ。