「第25回 東スポ映画大賞」は全国各地の映画祭でのノミネート審査を経て、審査委員長のビートたけしさんが各賞を決定します。
授賞式司会のガダルカナル・タカさんによってその趣旨が説明されると、たけしさんは
「私が独断と偏見によって決めているみたいな言い方をしていましたが、とんでもないです。全部その通りです!」
と会場を笑いに誘います。
まずは外国作品賞「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が表彰されたあと、助演男優賞として、たけしさん監督作「龍三と七人の子分たち」の名キャストである近藤正臣さん、中尾彬さん、品川徹さん、樋浦勉さん、伊藤幸純さん、吉澤健さん、小野寺昭さん、安田顕さんが登壇しました。
そして、新人賞には是枝裕和監督作「海街diary」より広瀬すずさんが受賞。
たけしさんは
「少し前は大竹しのぶや桃井かおり、樋口可南子みたいなクセのある演技がブームになった。たしかにああいう演技も素晴らしいけど、それに影響されず自分なりの芝居を作り上げてほしい」
と広瀬さんを激励します。
続いて、助演女優賞の表彰では、「海街diary」より長澤まさみさんが登壇。
長澤まさみさんは、
「いつか是枝監督ともまた一緒にやりたいし、たけしさんの作品にも出られるよう日々精進していきたい」
と目標を掲げました。
主演男優賞の表彰では「龍三と七人の子分たち」より藤竜也さんが登壇。
「『ああ、映画俳優やってよかったな』と思いました。監督、ありがとうございます」
と感謝を表します。
そして、スケジュールの都合上一番最後の表彰となったのは、主演女優賞を受賞した綾瀬はるかさん。
綾瀬さんは、
「これからも観ている方の心に留まる演技ができるように努めていきたいと思っています」
と真面目にコメント。
しかし、この後に綾瀬さんらしくない”奇行”に走るのでした・・・