生死を彷徨う事故から3ヶ月後、自分の顔に触れトンデモない事実を知ることに・・・

2016.03.12 topics

sam1

 

チェコ出身ボーダン・ポマハック医師が、ダラスさんのために全顔面移植手術を考案したのです。
 
この手術は世界でもまだ数えるほどの例しか存在しない、とても難しい手術でした。
 
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2011年3月、交通事故で亡くなった男性ドナーの顔、顔の筋肉や感覚神経が全てダラスさんに移植。
 
そして世界中が注目した手術は、無事成功!
 
移植された顔はダラスさん本人の顔面として機能するようになったのです。
 
神経機能を取り戻すためのリハビリを続けたダラスさん。
今では表情を作ることも、言葉を発することも大分楽になったといいます。
 
残念なことに視力は戻りませんでしたが、嗅覚を取り戻した時の感激は忘れられないとダラスさんは嬉しそうに語ります。
 
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ダラスさんの一番の願いであった、娘と普段通りの生活をすること。
手術後の初めての面会で、ダラスさんは娘さんから「パパ、とってもハンサムね!」と言われたそうです。
 
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不慮の事故により、顔面を失ってしまった男性。
しかし、決して生きることを諦めず、全顔面移植手術を行い再び娘のキスを感じることができるようになったダラスさん。
 
自分の顔面が無くなるだなんて、想像するだけでも身震いしてしまうような状況。
ダラスさんはそれを乗り越え、今も家族と共に幸せにくらしているようです。
 
これからも困難があるかも知れませんが、幸せに暮らして欲しいものですね!
 

 

 


Writing by S.Shingo of cadot


出典:Man Loses His Face In Electrocution AccidentFull face transplant man gives emotional press conference in Boston


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