私がもう一度顔をあげると、そこに座っていた見知らぬ男性がそう言って私を見ています。
よく見ると、それはお客さんではなくお父さんでした。
紛れも無く、私の父。
見違える程、イケメンに大変身した父だったのです!
呆然とする私を横目に、何故か父も母も笑っています。
「どういう事?」と聞くと、父がそっと話始めました。
お前が酷い事言うから改心したんだよ!
お前とデートもしたいし何より、俺の腹風船だったからな!酒も月1本に制限して飯は一日一食で個別ジム通ってさ。
お前を驚かせる為にお母さんに協力してもらってたんだ!
ホテル暮らしだったから、着替えとか差し入れ持って来てもらったりしてな!引用:私のお父さん
驚く様な言葉に、とにかくびっくり。
「おい!週末デートだぞ!」
そう微笑みながら優しく問いかける父の顔を見て、私は涙が止まらず、「うん」と一言頷きました。
メールを頂いた女性は、父親に酷い事を言い続けていたにも関わらず、自分のために大好きなお酒や食事を制限してまで頑張ってくれたお父さんを、本当に見直し、誇りに思ったそうです。
同時に、酷い事ばかりいっていた自分を強く反省したのだとか。
これは、変わり果てるというより、カッコ良く変貌を遂げた、素敵なお父さんですね☆
思春期の女性は、特にお父さんを毛嫌いする人が多いようですが、お父さんはあなたにとってたった一人のお父さんです。
毎日働いて家族を守ってくれているお父さんを労りましょう。
Writing by Takafumi Maeda of cadot
毎日あなたにお届けします。
【あなたのストーリーを広めませんか?】
Cadot-カド-では、読者様の心暖まる話や心に響く感動話を募集しています。
Cadot-カド-で取り上げて欲しい話がありましたら、こちらまでメールをお願いいたします☆
※採用された場合、公開前に記事内容の確認のメールを差し上げます。
また、全ての話を採用する訳では御座いません。予めご了承くださいませ。
【本記事の無断転載について】
本記事は、読者からの寄稿または取材を元に弊社専属ライター及び弊社契約ライターが作成した記事になり、記事の著作権は弊社のみに帰属します。
キュレーションサイト、バイラルメディア、まとめサイト、ニュースサイト、ブログなどへの本記事コンテンツの無断での部分引用・全文引用・流用・複写・転載について固く禁じます。
無断掲載が確認された場合、法人・個人問わず弊社が別途定める掲載費用をお支払いいただくことに同意されたものとします。
※著作権法に定められる一般的な「引用の目的上正当な範囲」(参考リンク先『審友会』引用説明1~4における全ての条件を満たす範囲)での一部引用については、この限りではありません。