介護犬。
私たち人間が障害を負ってしまったときに手助けをしてくれる大事なパートナーです。
障害者の方々にとって、この介護犬は家族というよりも、体の一部と言っても過言ではないほど大切な存在。
そんな介助犬にまつわる、あるエピソードが話題を集めています。
彼ら介助犬は人間をサポートする「仕事」をしています。
それゆえ迂闊に触ることは、仕事の邪魔をすることになるということをご存知でしょうか。
最近、動物を思いやる気持ちが発端となり、バイソンの赤ちゃんを保護してしまい、親からも育てられず安楽死をさせる出来事や、日本の宮島でもシカの赤ちゃんを手で触れてしまうことで、警戒してしまい、子育てをしなくなってしまったという出来事が報告されています。
誰かのペットにしろ、野生動物にしろ、可愛いから触れたいという感情で行動してしまうことで、時には「死」につながる出来事にもなってしまうのです。
17歳の誕生日を迎えたばかりの米ダラス在住のヘイリーさんは、エーラス・ダンロス症候群という骨と関節が脆くなり外れやすくなる先天性の病気を抱えています。
そして、てんかん発作を起こしやすい彼女は、前もってその危険性を感知する介助犬と共に生活しています。