突然、殺人犯に飛びかかる被害者の父親。その理由に憤りの声が続々と寄せられる。

2016.06.08 topics

sam11

 

行動を起こしてしまったテリーさんは、そのまま退場を命じられました。
 
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テリーさんの妹のソニアさんはインタビューで胸の内を語りました。
 

「兄は怒っていました。自分の子供を失ったことをマディソンの前で訴えていたんです。それなのに当の本人は笑っていたんです。もう十分。勘弁してほしいと思いました。」

 
テリーさんも自身の気持ちをメディアで語ります。
 
告訴されるかどうかは今は裁判所が検討中のようですが、
 

「それならそれでも構わない」

 
と話しているそうです。
 
最愛の娘を殺しながらもヘラヘラと笑みを浮かべている殺人犯に制裁を加えたかった。
誰もが当事者になれば、同じことを思うでしょう・・・。
 
そして、マディソン容疑者は死刑判決が下されました。
 
ところが、オハイオ州では現在、死刑執行に使う薬物の入手が困難なためにマディソンの死刑執行の日まではまだまだ時間がかかるとのこと。
 
反省の色もない極悪殺人犯が命を絶たれるということで、誰も同情の声もありません。
 
検事でさえも
 

「あの男が、女性をレイプし遺体を切断するなどという残酷な事件を二度と起こさないようになることが救いだ」

 
と述べているそうです。
 
愛する家族を奪われた被害者の家族は、犯人が死刑になったとしても、心の傷が癒されることはないでしょう。
 
法廷で、「相手を赦す」という気持ちで挑んだテリーさんのことを小馬鹿にしたように笑ったマディソン容疑者。
そんなありえない行為を受けたテリーさんには世界中から同情の声が寄せられています。
 
死刑判決というのは日本でも議論され、一概に言えるものではありませんが、今回に限り、世の中の多くの人がこれを正しかったと判断しているそうです。
 
被害に遭ったテリーさんのご家族が苦悩から解き放たれる日が早く訪れることを願うばかりです。

 


Writing by S.Shingo of cadot


出典:dailymail.co.uk


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