日本でも少し前にニュースで取り上げられた、インドの70年間飲まず食わずを貫いたというヒンズー教の苦行者の男性を覚えているでしょうか。
赤いサリーを身に纏い、ゴールドの鼻リングが印象的なこの老人。
彼の名は、プララド・ジャニ氏。
今年で87歳を迎えるとのこと。
ジャニ氏は7歳の時、ラージャスターン州にある実家を離れ、ジャングルに住み着くようになったといいます。
そして、彼が11歳になったある真夜中、信じられない神秘体験をすることになります。
ジャニ氏いわく「3人の女神、カリ、ラクシュミー、サラスワティーが姿を現した」とのこと。
3人の女神達は指先をジャニ氏の唇に押し当て、こう告げたのだとか。
「もう二度と食べることに憂う必要はない」
この日の出来事がすべての始まりだったと語ります。
そして1940年以来、ジャニ氏は一切の飲食を断って生活しているというのです。