今回ご紹介する男性は、イギリス人男性、ダニエル・ペノックさん。
彼は、
「これまでの人生で、野菜というものを食べた記憶がない。リンゴとバナナは食べるけど、何かほかの食べ物を口に近づけるだけで、精神的に嫌な気持ちになるんだ」
と語っています。
この言葉を聞いた時、皆さんはどのようなイメージを抱きますか?
多くの人は、「怠け者」「子供っぽい」「わがまま」などのイメージを抱くかと思います。
実はダニエルさんは、これらのどれにも当てはまらないのです。
現在26歳で身長170cmで体重100kg以上の体型。
決して痩せているとは言い難い体型ですが、怠け者でもわがままでもないようです。
また、彼は、
「ジャンクフード以外食べないけれど、本当はそのジャンクフードにも飽き飽きしているんだ」
と話しています。
「じゃあ、ほかのものを食べればいいじゃないか」
と誰もが思うでしょう。
実は、ダニエルさんはジャンクフード以外の食事を体が受け付けなくなってしまい、偏食を強いられる体だったのです・・・。
この食習慣が始まったのは、ダニエルさんが4歳だったことのことです。
それ以前は“普通”の食事を摂っていたというダニエルさん。
4歳を迎えた年のある日、夕飯にソーセージとフライドポテト以外食べるのを拒否し始めたのです。
母親は当然心配しましたが、一過性のことだろうと思って放っておいたそうです。
しかし、ダニエルさんの場合は決して一過性のものではありませんでした・・・。
拒否したその日から、同じ食習慣を22年間も維持し続け、今でも毎晩ソーセージとフライドポテトだけを食べているのだそうです。