筆圧からは、その人が普段どのくらいストレスを感じているかが分かるといいます。
文字の筆圧が強い人は一時的なストレスに悩まされている場合が多く、筆圧が弱い人は恒常的なストレスに悩まされている場合が多いそうです。
また、性格は筆圧が強い人は、真面目かつ慎重で自分の意見をしっかりと持ってる人が多い傾向にありますが、融通が利かず協調性に欠ける面も。
一方、筆圧が弱い人は社交的で協調性は高いのですが、自分の意思が弱く他人に流されやすい面があるそうです。
文字の大きさには書き手の社交性や積極性などが表れるといいます。
余白いっぱいに大きな文字を書く方は、外交的で行動力にあふれるタイプで、何事にも積極的でリーダーシップをとるのが得意な傾向。アウトドア派タイプによく見られる筆跡です。
逆に余白に対して小さな文字を書く方は、内向的な慎重派。社交性や協調性は持っていますが、自分が表に立たされることは苦手。インドア派タイプによく見られる筆跡です。
一般的に日本語はやや右上がりの書き方が美文字とされています。そんな文字の傾きの角度からは、自分の属している社会・組織などへの忠誠心をみることが出来ます。
必要以上に右上がりの文字を書く方は、社会・組織などの伝統・文化を重んじる”保守的なタイプ”と言えるでしょう。会社などでは出世欲も強い方が多いのだとか。
一方で右下がりの文字を書く方は、他人とは違った視点を持つ”批評家タイプ”。社会・組織の風潮などに流されず、独自性を好みます。へんくつ者と呼ばれてしまうことも…。
しかし社会・組織への参加意識が低いわけではなく、進歩的な反体制派かもしれません。
また、右上がりでも右下がりでもない水平型の文字を書く方は、意識の強い”静観タイプ”です。社会・組織などへの参加意識も低い傾向にあり、出世欲もあまりありません。
「人」「木」「広」などの漢字に含まれる左はらいの長さからは、あなたがどのくらい目立ちたがりなのかを判断できます。
普通よりも左はらいの長い文字を書く方は、典型的な目立ちたがりタイプ。豪華で派手なものが好きだという傾向が、持ちものや服装・髪型などに表れます。モデルさんや俳優さんによく見られる傾向があります。
一方で普通よりも左はらいの短い文字を書く方は、目立つことは苦手。一言で言えば、シャイなタイプで、持ちものや服装・髪型もできるだけ他人と同じようなものを選ぼうとします。
「子」「月」「風」などの漢字に含まれるはねの強さからは、あなたがどのくらいの責任感を持っているかなどが判断できます。
文字のはねをしっかりと書く方は、物事に対する責任感の強い性格です。何事にも最後まで手を抜かないので、周囲からの信頼は厚いです。ただ頑張りすぎてしまうところがあるので、心身の健康には注意したいところ。
一方で文字のはねをあまり書かない方は、何事も要領よくこなすタイプ。ただし1つのことを突き詰めるのは苦手かもしれません。同時進行で複数のことをこなさなければならない主婦などによく見られる筆跡です。
文字の縦線上部がどのくらい突出しているかで、あなたが社長タイプ(リーダー気質)なのか秘書タイプ(フォロワー気質)なのかがわかります。ひらがなだと「あ」「か」「さ」など、漢字だと「木」「来」「車」などですね。他にもたくさんの文字から判断できます。
普通よりも縦線上部を突き出すように文字を書く方は、社長タイプの性格です。リーダーシップを発揮するのが得意で、学生時代に生徒会長や部長などを務めていた方によく見かける筆跡です。ただこのタイプがグループに2人以上いると衝突してしまうことも…。
逆に普通よりも縦線上部を突き出さないように文字を書く方は、秘書タイプの性格です。リーダーシップはあまりありませんが、他人をサポートするのが得意です。世の中は社長タイプの人間ばかりではうまくいきません。こうした秘書タイプの人間も絶対に必要な存在といえるでしょう。