プールから帰ってきた子どもがベッドの上で”溺死”。他人事ではない「乾燥溺死」とは恐怖・・・

2016.07.16 topics

sam1

 

この事故が起きたのはアメリカ。
 
10歳の男児が母親とプールで元気に遊び、徒歩で帰宅後に眠気を訴え昼寝したそうです。
ここまではどのご家庭でもあることでしょう。
 
しかし、その後、男児はベッドの上で溺死してしまいました。
 
母親が子どもの様子を見た時には、子どもの顔面は白い泡状のもので覆われていたそうです。
 
実は、溺死の1%〜2%が乾燥溺死だと言われています。
溺死=水遊びの最中という概念を覆す出来事に、世界中が大騒ぎすることになりました。
 
では、乾燥溺死の原因が一体何だったのでしょうか?
 

乾燥溺死

 
乾燥溺死とは、肺に大量の水は入っていないのに、溺れかけて飲み込んだ水が原因で起こる喉頭けいれんで起こります。
 
これは、肺に水を入れないように身体が反応することによって、喉を塞いでしまうことが原因となっているようです。
 
この飲み込んだ水の刺激でけいれんを起こしたようになり、気管の入口を塞いだまま空気が入らなくて窒息し、溺れた時と同じように酸欠に陥る場合のことをいうそうです。
 
この症状は、たったスプーン1杯の水でもけいれんを起こすことがあるため、水に潜るプールだけではなく、水遊びであればどんな状況下でも発生しうる事故なのだとか。
 
では、この事故を防ぐために、ご両親たちは何をしなければならないのでしょうか?

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