なぜ、レーシック手術は消えた? 年間45万の利用者が5万に減った3つの理由

2016.08.06 topics

sam

 

皆さん、日本人は世界で一番視力の悪い国民だということをご存知でしたか?
 
日本は世界でも有数の「近視大国」と称されているそうです。
 
確かに、思い返してみると私の周りはメガネやコンタクトレンズを使用している人が大勢います。
というよりも、私も近視なため、メガネやコンタクトなくしては生活できない人間の1人です。
 
ある統計によれば、日本人の43%は近視であり、世界各国の水準よりも14%ほど近視の割合が多いのだとか。
 
一度視力が落ちてしまえば、自然に復活させることができず、多くの人がメガネやコンタクトレンズに頼る生活を送ることでしょう。
 
しかし、このメガネやコンタクトレンズなどの矯正具は、非常に煩わしいものと感じる人もいるのではないでしょうか。
 
朝起きた瞬間、どんなに清々しい朝だとしても、矯正具のない私たちは視界がぼやけ、日常生活を送る中でも、コンタクトによる目の乾き、メガネによる視界が狭くなる、など矯正具なしで生活している人と比べれば、デメリット以外ありません。
 
そんな経験をした皆さんは「視力が戻ればいいのに」と思うことでしょう。
そして、そんな人々の願いを叶えた手術が平成12年より行われるようになりました。
 
その名も「レーシック手術」。
 
この15分ほどで終える手術にもかかわらず、視力は完全に回復。
誰もが待ち望んでいた手術ということもあり、平成20年には45万もの人々がレーシック手術を行ったそうです。
 
しかし、月日が経った昨今、年間45万件だった施術は5万件にまで減少。
ピーク時と比べれば9分の1にまで減少しているのです。
 
こんな便利な手術なのにもかかわらず、昨今手術者数が減っている理由は何なのでしょうか・・・
 
それには、こんな背景がありました。

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