2000年シドニー五輪、04年アテネ五輪の競泳男子で5個の金メダルを獲得したイアン・ソープさん。
水泳選手として輝かしい成績を残し、その2年後の06年に一旦引退をしましたが、11年に再び復帰を果たします。
翌年のロンドン五輪出場を目指しましたが、これは果たす事が出来ませんでした。
しかし、12年に出版をした自伝で、ソープさんは衝撃的な告白をしたのです。
私が人生において長い間、うつ病に悩まされながら過ごしていたことは家族でさえも気づいていない。
それは隠すべき自分の恐ろしい闇だ。
うつ病は避けられないもので、その感情を人工的な方法で他に転嫁するしかなかった。それがアルコールだった
ソープさんはなんと、うつ病やアルコール依存症に10年間も苦しんでいたと告白したのです。
10年間といえば、まだオリンピックで水泳選手として現役で活躍していた時。
輝かしい成績を残していたソープさんの様子から、当時そういった印象は全く受けることはありませんでした。