こちらは『こち亀』初期の表紙です。
時代が違うというのもありますが、今とは全く絵のタッチが違いますね。
◯両津勘吉
こちらは、皆さんお馴染み現在の両さん。
そして、こちらが両さんの記念すべき初登場シーンです。
現在のコミカルなタッチの両さんではなく、目も眉毛も細く描かれていてまるで別人。
性格は今よりも更に荒く、すぐに銃を乱射するというシーンが目立ちます。
◯中川圭一
そしてこちらはイケメンで金持ち、中川圭一。
今では無茶ばかりする両さんに歯止めをかける役回りとなっていますが、初期の頃はとんでもなく危ないやつだったのです。
中川も初期の頃はキャラが確立されておらず、今じゃ考えられないほどにケチ臭く非常識な性格でした。
◯秋本麗子
中川と同じく美人でお嬢様キャラの麗子。
抜群のスタイルとセクシーな姿で男性読者を惹きつけるキャラクターですが、初期の頃は今よりもさらに大胆さが目立っていました…
ブリーツのスカートに、胸元が深く強調された服装の麗子。
今より性格も大胆で、両さんもタジタジでした。
40年も続けばキャラクターが変化していくのも当然ですが、改めて40年前のものと比べてみるとキャラクターが別人のように変わっていて面白いですね。
その時代ごとの背景を描いてきた『こち亀』の連載が終了してしまうのはとても残念ですが、もしかしたらまた時代の節目ごとに読み切りで復活するかもしれません。
4年後の東京オリンピック開催時には、歴史を漫画で残すためにも読み切りという形でもいいので、復活してくれることを切望します…!
Writing by Y.sato of cadot
画像引用元:http://mantan-web.jp/gallery/2016/09/03/20160903dog00m200022000c/016.html
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