8歳の少女、ソフィアちゃん。
彼女は虫が大好きな女の子です。
そんな彼女の家族はカナダのオンタリオ州東部に引っ越したのをキッカケに、ソフィアちゃんへのイジメが始まったのです。
新しい学校の同級たちは、
「女の子が昆虫が好きなんておかしい!」
と変わり者のレッテルを張り、言葉の暴力だけではなく身体的なイジメを行う子もいたといいます。
昆虫が好きだという理由だけでイジメられることになったソフィアちゃん。
自分の趣味を否定され、心から傷つきました。
そんなソフィアちゃんの姿を見た母親は、学校の先生に娘へのいじめについて対応するようにお願いをしに行ったそうですが、学校側は様子を見るだけで対策を行わなかったと言います。
そんな昆虫好きなソフィアちゃんは母ニコルさんに、
「大きくなったら、昆虫にかかわる仕事をしたいけどできる?」
と質問を投げます。
ニコルさんは「もちろん」と答えたそうです。
そんな強い決意を持ったソフィアちゃんを元気付けてあげたいと考えたニコルさんは、ある一枚の手紙を書くことにしました。